10万円給付について(その2)
こんにちは!前回に引き続き、10万円給付に関して、個人的な考えについてお話ししていこうと思います。
10万円給付されると聞いた時に、もう一つ思ったことがありました。それは「現金渡すよりもよりも社会保険料を安くしてくれ」です。
「やったー。10万円貰える!」と素直に喜んでいいのか?
10万円貰えるのはたしかですけども、それ以上に社会保険料が給料から毎月取られています。僕の場合だと、年収400万円のときは社会保険料が年間で約60万円取られていました。
約60万円取られているうちの10万円が返ってくると考えた場合だと、10万円給付は喜べますか?
つまり、伝えたいことは「10万円貰えるって話ですが、それ以上にもっと取られていますよね」ってことです。なので、僕は、「社会保険料を取られない方がいいな」って思いました。
ここに気づけるかどうかは、大事だと思います。
僕も、以前までであれば、社会保険料などの税金の事は無知に等しかったので、何の疑問も持たずにいて「わーい、やったね。何に使おうかな」と思っていたと思います。
ですが、お金の勉強をしてからは、前回の記事に書いたようにお金の出どころを考えたり、今回のような疑問を持つようになりました。
ここで、一つ『パンとサーカス』という言葉を紹介したいと思います。これは、ある詩人が古代ローマ社会の世相を批判して詩篇中で使った表現らしいです。
意味としては、権力者から無償で与えられる「パン(=食料)」と「サーカス(=娯楽)」によって、ローマ市民が政治的盲目に置かれていることだそうです。
今回の10万円給付に当てはめてみると、権力者(国)から10万円というパンを与えられることで、子育て世代の方々が、目の前にある問題で、本来の問題を見えなくしているのかなって思います。
本来の問題ってのは、税金が高くなっていることや国がやろうとしている政策などのことかなって思います。大きなニュースの裏で、色んな法案が通っていたりすることもあるらしいので…。
最終的な判断は自己判断と自己責任でお願いします。皆さんの考えるきっかけになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!