訪問リハビリで働いてみて思った事
こんにちは!年末年始をしっかり休んでいた福井です。と言っても、12月30日~1月2日の4日間でしたが…。病院に働いていたときは、年末年始は出勤していたので、これでも十分休めた方です。
今日は、訪問看護ステーションに転職して半年間以上が経過したので、訪問リハビリの仕事をしてみて思った事をお話ししていこうと思います。
自分が想像していた訪問リハビリとは違った世界
訪問リハビリは、利用者さんのご自宅や入居している施設に訪問してリハビリをするわけですが、実際に働いてみたことで、訪問リハビリの利用者さんの環境や、働いている作業療法士などの環境を知ることが出来ました。
実際に働くことで、病院に勤務していた時に想像していた訪問リハビリのイメージは、良い部分しか見えていなかったんだなと感じました。
例えば、訪問リハビリを利用する利用者さんっていうのは、脳血管疾患を発症して、回復期病院の退院直後の利用者さんを想像していましたが、そういう利用者さんはいませんでした(※他の事業所にはいると思いますが)。
僕が働いている訪問看護ステーションの利用者さんのほとんどは、施設に入居している方がほとんどです。そして、発症して数年が経過していたり、食事のときだけ起きるようなほぼ寝たきりの利用者さんが多かったです。
そういう利用者さんのところに訪問リハビリに行きたくないというわけではありません。もし、利用者さんに「歩きたい」という目標があるのであれば、どうすれば歩けるようになるか考えて、その目標の達成を本気で目指してリハビリしていました。
ですが、実際は、訪問リハビリの時間だけでは圧倒的に足りず、利用者さん本人のモチベーションを変える事もままならないです。
人のマインドを変えるというのは、難しいことだと思っていましたが、病院の時とこんなにも違うのかというくらい驚きました。
まぁ、利用者さんの立場になって考えてみても、病院を退院してからもう数年間も同じような身体の状況であれば、何をやっても無駄と思うのは当たり前だと思います。
そんな気持ちになっている利用者さんに対して、僕が一方的な熱量で介入しても、効果は今一つです。「良くなりたい」という向上心が最も大事だと体験できました。
これはまだ一部なので、また次回にこの続きを書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!